2015年9月23日水曜日

Kigi



人数…2人~5人
ルール…簡単 
時間…30分程度

Kigiは、和風テイストな木のカードを、
独特なカード配置方法で大きくしていくゲームです。





斬新なカード配置の方法

このゲームは枝をどんどん伸ばしてゆくゲームですが、
カードの配置方法が一般的なカードゲームとは異なり、
幹から枝が伸びるようにカードの絵をあわせて配置します。


幹カード。これが自分の木の幹となる。

このように配置する。


カード配置のルールも、幹の根より下へ枝を伸ばしてはいけない、
すでに伸びた枝を分断するように配置してはいけないなどの制約で、
色や数字で置ける置けないが決定されるゲームとは違います。
ちょっとだけかかってしまうので置けなかったり、
逆にちょっとずらしたら置けたりと、一味変わったルールになっています。

これでは枝が切れてしまうのでここには置けない。


虫や花の数でポイントを得る

得点は枝カードを配置する度に加点されます。
同じ花や虫が描かれた枝を連続して配置したときに、
多くの得点を稼ぐことができます。

この場合、トンボの合計4匹がそのまま4点となる。


しかし、一度に10点以上得点した場合、
得点となった枝とその先に繋がる全ての枝が
折れて落ちてしまうので注意しなければなりません。

この場合トンボ7、紫の花4、赤の花4の15点になってしまうので枝が折れてしまう。


また、カードを配置できるのは自分のエリアだけではありません。
他のプレイヤーのエリアにもカードを置いて点数を得る事ができるため、
得点しつつ相手の枝を意図的に折ってしまうことも可能です。


手軽なわりに考えることは多い

点数が得られるものは花や虫のポイントだけではありません。
枝カード以外に注文カードというものがあり、
それを持っていればゲーム終了時に条件を達成していた場合得点を貰うことができます。

様々な条件が書かれている。


このカードにより、相手から枝を折られる事がメリットになったり、
うまく枝を折らずに終わらせることができた場合にさらなる得点が得られたりするため、
注文カードを考慮しつつ枝の配置をうまく考えなければなりません。

枝を折ってもいいんだぜ?



盆栽感を感じさせる

自分の木の枝ぶりはゲームごと、プレイヤーごとに異なります。
枝カードには数字やマークが描かれていないため、
ゲームの終了時には様々な枝ぶりの水墨画的な木々が、盆栽感を感じさせます。

なんという枝ぶり…


高得点を考えるプレイも、
枝ぶりを重視したプレイも様々に遊べますので、
人を選ばずにオススメできるゲームです。

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